県央地域の医療の危機

皆様お元気様です。

一月最終週の始まりです。

週の初めは憂鬱な方、「頑張らなくていい」んですよ~。

気楽に楽しんで、また今週よろしくお願いいたします。






さて、昨日1月29日、県央地域医療シンポジウムを聞きに行ってまいりました。

県央医療シンポ (3)
基調講演は「地域医療を支えるために~魚沼学校の取組みより~」井口清太郎先生。
魚沼学校
リンクしてます。
是非ごらんになってください。

井口清太郎先生
新潟大学大学院特任教授 
地域医療魚沼学校教頭

県央医療シンポ (1)
パネルディスカッション
「地域医療の現場から~県央地域医療の現状と課題~」
パネリスト
燕市医師会長      古川先生
済生会三条病院副院長  郷先生
三条病院副院長     岩渕先生
労災病院循環器科部長  宮北先生



県央地域の医療現場は、相当弱っているようです。
 
県央医療圏の課題


パネラーの先生から、住民の私達へいくつかの要望がありました。

・夜間診療でまともな診察等を受けることができると思わないで欲しい。
 昼間と同じ医療を受けられないとクレームがつくことがあり大変困っている。
 そういった状況が繰り返され、医師が辞めて行く。

・救急車をタクシー代わりに使うのをやめて欲しい。

・診療に急を要するものなのかよく考えて欲しい。

・夜間医療にあたる医師に対する感謝の気持ちも持って欲しい。

・労災病院では、夜間対応に医師のボランティア(要するに無給)であたることが多い。

・地域医療の現状について、住民にも危機意識を持って欲しい。
 
など

これは、相当に厳しい環境で地域医療に携わり、私達の健康と命を必死で守って下さっている、追い詰められたお医者さん達の、魂の叫びです。
決して先生方の不満の声ではありません。

自分たち住民に出来ることで、お医者さんたちを助けなければなりません。

こういった講演会などに来ていただき、先生方のお話を直接聞いていただければ、この切実な想いがつたわると思います。
自分の文章力のなさが残念でなりません。




医師数を増やすこと、研修医を増やすことが県央医療圏の課題ということで、その解決策として、全ての先生方が言われていたのが、病床数400、500以上の基幹病院と救命救急センターの設置です。

小規模病院では多くの医師を抱えることができず、高度医療を行うことも困難であり、高度な医療を学びたいという医師が集まり難い。

また、多くの医師がその本分である「人の命を救いたい」という想いを実現するため、救急医療を学びたいと願っている。



某市長だけは「300床程度でしっかり運営している病院はあり、初めから500床規模にこだわることはおかしい」と言われていると聞きますが、某市長には某市長なりの見解があり、そこにはしっかりとした根拠もあるのでしょうけど、今回の先生方の深刻な表情を見る限りでは、某市長の言い分が最善なのかどうか、かなり疑問に思うところです。


パネルディスカッションが始まる前の休憩中、他の町の医師2人の会話が聞こえて来ました。
「この地域はまとまりがないんだよね。誰かが足引っぱっているし。」
「誰かが号令掛けないと永遠にまとまらないね。」(←ディスカッション中、この考えとは正反対の考えを、井口先生は言われていた。いろんな見方があるようです。)


この県央地域の医療のあり方については、大方の意見はまとまっているのに、ある市長のパフォーマンスが目立っているんですよね。

たしかに、燕・三条・弥彦・田上・加茂のどこに作るかは、それぞれの地域の思惑や住民の要望もありましょうけれど、地域医療は地域の安全保障を担うものでもあるわけですから、それを守るために最善の方法となる道を、私達住民一人一人が自覚していく必要があります。

県央地域の医療は本当に大変な状況となって来ています。

自分に何ができるか、もちろんしっかりと勉強して行きますけど、私たち住民一人一人がそういった危機意識を持っていることも重要なことです。

今後もこういったシンポジウムなり講演会なり開催されていくと思いますが、是非皆さんにもご参加いただいて、一人一人に何ができるか、共に考えて行って欲しいと思います。

よろしくお願いいたします。


今日もありがとうございます。